動物科学特論【230004】 Topics in Animal Science【230004】

講義科目基本情報

科目区分 専門 単位数 1
選択・必修 選択 授業形態 講義
開講時期 9月~12月 講義室 大講義室

科目の概要

担当教員筆頭者名 石田靖雅
担当教員 石田靖雅、磯谷綾子
教育目的/授業目標 動物科学の基礎と最先端の知見について学ぶ。本年度は、生殖、幹細胞、感染症研究とその動物モデルを用いた応用研究について最先端の研究者にご講演をいただく予定である。
指導方針 国際的トップランナー研究者により基礎から最先端の知見までをカバーする。最先端の基礎および応用研究の進め方に触れることで、研究において共通する基本的な考え方や展開性を学ぶとともに、幅広い視野に立った理解力の向上を目指す。

授業計画

備考 回数 テーマ 内容
1回 実験動物モデルの開発と活用例
The development of experimental animal models and examples of their applications
磯谷綾子 (器官発生工学)
実験動物モデルは、古くから生物学研究に用いられており、近年では遺伝子改変動物が生命科学研究には欠かすことのできない研究ツールの1つとなっています。本講義では、基礎研究で主に用いられているマウス、ラットを中心に自然変異動物から遺伝子改変動物、最新の実験動物モデルについて、開発からその活用事例について概論する。 Experimental animal models have been used in biological studies since a long time. Recently, genetically modified animals have become a useful tool in the field of life sciences. In this lecture, I will introduce the history of the development of natural mutant animals, genetically modified animals, and the latest experimental animal models, mainly mice and rats, that have been commonly used in basic science and examples of their applications.
2回 遺伝子改変動物作製技術とその応用Production of  genetically modified animals and its applications
藤原 祥高 (大阪大学微生物病研究所)
遺伝子の役割を明らかにするために、その遺伝子を過剰発現もしくは機能欠損させる方法がよく用いられる。それら遺伝子改変技術を生体へ応用したのが、トランスジェニックやノックアウトなどの遺伝子改変動物である。ここ数十年の生命科学の進展は、遺伝子改変動物なくしては語れない。本講義では、遺伝子改変動物作製技術の基礎から応用までをゲノム編集を含めて概説する。 Gene modification (e.g. forced or disrupted gene expression) is a powerful tool to elucidate gene function. Genetically modified animals, such as transgenic and gene-knockout organisms, have significantly contributed to the progress of life sciences during the last several decades. In this lecture, I will introduce the basics of genome editing technologies in animals, and explain the recent advances as well as current applications.
3回 多能性幹細胞の種類とその使い方
Variety of pluripotent stem cells and their usage.
本多 新 (宮崎大学テニュアトラック推進機構)
多能性幹細胞はほとんど全ての細胞や組織に分化できる。そのため、胚性幹(Embryonic Stem: ES)細胞や誘導多能性幹(induced pluripotent stem: iPS)細胞は、再生医療や薬理効果の検討などで大きな期待が寄せられている。本講義では、ES細胞やiPS細胞の特徴と種類について解説し、それらを用いた最新知見について紹介する。 Pluripotent stem cells have the ability to differentiate into several types of cells and tissues. Therefore, embryonic stem (ES) cells and induced pluripotent stem (iPS) cells are expected to promote the development of regenerative medicine and drug discovery. In this lecture, I will introduce the recent knowledge about the characteristics of pluripotent stem cells and their usage.
4回 ヒト化マウスと医学研究への利用
Humanized mouse models and their use in biomedical research.
中西 友子 (公益財団法人 微生物化学研究会)
ヒト化マウスとは、マウスの一部の遺伝子、細胞または組織をヒトのものに置き換えたマウスである。ヒト疾患のモデル動物として開発され、近年では薬剤安全性試験やウイルスや細菌などの感染実験などにも使用されており、ヒトを使ってはできないような実験に用いることができる。本講義ではヒト化マウスの作製法やその利用について最新の知見を交えながら紹介する。 Humanized mice are mouse models that have received human cells or tissue transplants in their body. They are extremely useful not only in basic and applied human disease research but also in infection experiments and drug safety tests. In this lecture, I will review recent advances in humanized mice and their application in biomedical research.
5回 RNA修飾・編集の生理学的意義について(大阪大学医学部 河原行郎) 作成中
6回 ウイルスの細胞侵入と病原性を研究する(九州大学医学部 柳雄介) 作成中
7回 遺伝性免疫疾患の分子生物学(徳島大学医学部 岡崎拓) 作成中
8回 精子形成の分子生物学(京都大学医学部 篠原隆司) 作成中

テキスト・参考書

テキスト とくに指定しない
参考書 とくに指定しない

その他

履修条件 2/3以上の回の出席を条件とする。
Students are required to attend a minimum of 2/3 of classes.
オフィスアワー
成績評価の方法と基準
関連科目
注意事項 日本語で行われます。
This will be taught in Japanese.